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アッシュ・ウールソンの訴え

憲法9条・メッセージプロジェクトのブックレットで、イラク帰還兵の青年、アッシュ・ウールソンさんの訴えを読みました。アッシュさんはイラク戦争を体験して、戦争が人間性を破壊するものであることを知り、現在「反戦イラク帰還兵の会」の支部長を務め平和運動に専心しています。民間軍事会社「ブラック・ウォーター社」の兵士たちがイラクの罪なき市民17人を殺害したこと、現在もイラクでは「アメリカによって作り上げられた内戦」が続いていること、大多数の帰還兵はPTSDや深刻なうつ病、自殺願望の症状に苦しんでいることなどを話しました。そして、日本国憲法9条は、「過去の過ち」から学んだものであって、9条があれば「戦争ではない別の手段」を見いだすことができること、9条を改悪して日本を「戦争できる国」にしようとする動きを止めることができるのは日本の皆さんだけだということを訴えました。
23日衆議院で自民・公明両党が憲法審査会規程案を提案し、国民投票法施行を1年後にひかえて改憲案作成の舞台をつくろうとしています。アメリカでは貧困に苦しむ若者が軍隊にリクルートされていますが、軍隊は決して青年の未来を保障しないばかりか、人格をも破壊してしまいます。青年が平和に生きる権利を獲得するためにも、憲法9条を守ることが大切だということを広く伝えていきたいと思いました。
http://www.k3.dion.ne.jp/~k-9mp/ash.html

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