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日本航空は違法・不当な解雇を撤回し、安全最優先の再建を!

 昨日(12月6日)の夜、東京・池袋で開かれた「12・6JAL不当解雇撤回総決起集会」に参加しました。昨年の大晦日、日本航空で165名に及ぶ違法・不当な首切りが行なわれてから、まもなく1年になります。この首切りが違法なものであることは、以下に見るとおり明らかです。
(1)人員削減に高度な必要性はなかった・・・・更生計画の2010年度末の営業利益は目標の641億円に対して、12月には既に1586億円あった。更生計画ではJAL本体で約1500人の削減目標に対して、希望退職は1733名に達し、客室乗務員では660名の削減目標に対して、希望退職は762人と超過達成した。
(2)解雇回避努力をしていない・・・・2010年度末までの人員削減計画にかかわらず、12月31日で解雇を強行し、組合側の提案をまったく検討しなかった。
(3)対象者の人選基準が不合理である・・・・CCU組合員を減少させ、組合役員を排除することを意図している。経験豊かなベテランを人員整理して、営利優先、安全軽視の姿勢が顕著に見られる。
(4)手続きの妥当性がない・・・・誠実交渉義務違反、人権侵害、不当労働行為などがみられる。
JAL解雇撤回国民共闘のホームページはこちらです。http://www.jalkaikotekkai.com/index.html
 解雇からまもなく1年、裁判勝利に向けた署名活動とともに、解雇撤回と職場復帰を求めて提訴している148名(パイロット76名、客室乗務員72名)を支援するために、「不当解雇とたたかう日本航空労働者を支える会」(年会費 1口3000円)を大きく増やしていく必要があります。志を広く求めたいと思います。
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