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大震災から2年、急がれる被災地住民の生活本位の復興と原発ゼロへの政治決断

 3月10日、東京では11時から「東日本大震災復興と原発ゼロの実現をめざす3・10東京集会」が日比谷公園で行なわれ、5000人が参加しました。この集会の主催は、原発をなくす全国連絡会で、日比谷公園の草地広場での開催を当初予定していましたが、公園を管理する東京都に集会で使うことを拒まれ、日比谷野外音楽堂の近くで開かれ、主催者あいさつ、被災地からの報告のあと日本共産党委員長の志位和夫さんが原発事故視察の様子を報告し、再稼働許さない決意を表明しました。DSC00685.JPG
続いて首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんが連帯のあいさつ、農民、青年、科学者、地域で活動されている方々が、大震災被災地への支援のとりくみと原発ゼロへの想いをスピーチされました。
 午後からは、首都圏反原発連合主催の原発ゼロ☆大行動が繰り広げられました。午後1時に日比谷野外音楽堂に満員の人が詰めかけて反原連の集会が始まった時は、とても暑かったのですが、急に砂混じりの冷たい風が吹いてきて私は「すごい黄砂だ」と思いました。でもツイッターで情報を追ってみると、実はそれは黄砂ではなく、寒冷前線の通過に伴う砂嵐(煙霧)でした。集会後の国会請願デモは延々と続き、最後尾は1時間以上おくれて出発し、霞ヶ関の官庁街から首相官邸前、国会議員面会所前を通り、原発ゼロと被災地の住民生活本位の復興を訴えました。デモ行進の後、国会議事堂正門前を中心に夜の7時まで各エリアごとに「原発なくせ」「再稼働反対」「子どもを守れ」のコールとスピーチが続けられました。(写真はファミリーエリア)DSC00709.JPG
午後の砂嵐から夜にかけて、たいへん寒くなった天候のなかでしたが、日比谷野外音楽堂集会、霞ヶ関・国会デモ行進、国会前集会にあわせて約4万人が参加しました。ツイッターで首都圏反原発連合のスタッフが「今後も抗議活動を続け、原発ゼロの民意をたたみかけていきましょう」と呼びかけました。

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