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グローバルフェスタ JAPAN 2013

 10月5日~6日、東京・日比谷公園でグローバルフェスタJAPAN2013が開催されています。今年のテーマは「見つけよう!世界とつながるあなたのトビラ」です。今日は一日雨模様で、足下が悪かったのですが、高校生から大人までたくさんの人が来ていました。
 最初によったのは、JANIC国際協力ブックフェアのテントです。国際協力NGOの情報誌「シナジー」最新号(vol.159)の特集2「エシカル✕NGO~可能性を探る~」は興味深く読みました。「エシカル」という言葉は、人・社会や地球に配慮し「倫理的に正しい」消費行動やライフスタイルを指し、エコ、フェアトレードや社会貢献などを含んだ考え方です。エシカルなアパレルブランド「エシカルファッションジャパン」の伊藤瞳さんのお話し、「エシカルコットンサミット」を開催した特定非営利活動法人ACEの白木朋子さんのお話を読んで、消費者の側、企業の側が、生産地の労働や環境問題に目を向けていく機会を作り広げていくことが大切だと思いました。
 次に足を運んだのは、スカイエリアにテントを出していた日本国際ボランティアセンター(JVC)です。ここで毎年、JVC国際協力カレンダーを買っています。2014年のカレンダー「心のお陽さま」によせた、写真家・安田菜津紀さんのコメントを紹介します。「…未来を担う子どもが笑えない社会は、豊かとは言えません。これまで、日本で、海外で、決して楽とは言えない生活を送る子どもたちとたくさん出会ってきました。彼らと話をしていると、生活の苦しさだけでなく、家族を支えることへの誇りや、置かれた環境を生き抜いてきたたくましさを言葉の節々に感じます。…『心のお陽さま』というタイトルは、彼らと出会い、温かな心をもらった感謝の気持ちであり、そして彼らの心に光がふりそそぎ続けてほしいという願いからつけました。このカレンダーを見た皆様の心にもまた、温かなお陽さまの光が届きますように。」
 次は、イエローエリアの日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)のテントです。内戦が続くシリアの文化と古い遺跡の写真が展示してありました。それを見ながらスタッフの方のお話を聴き、一日も早い内戦の終結と平和なシリアへの難民の帰還を強く願いました。シリアでつくられたオリーブオイルソープ「アレッポの石鹸」を買いました。
 最後に、グリーンエリアの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のスタッフの方に声をかけられて、難民が実際に使っているテントの中に入り、クイズラリーに参加しました。(写真2枚目) UNHCRクイズは10問あって、難民・避難民キャンプの実際を想像し、考え、学ぶことができるように工夫されていました。私は、7問正解でした(^_^)。
 毎年開催されているグローバルフェスタJAPAN は、本当にたくさんの国際協力NGOのみなさんが、一生懸命に活動していることが伝わってきて、とてもよいイベントだと思います。明日(10月6日)も開催されますので、ぜひ足を運んでみてください。
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