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イラク戦争の犠牲者をこれ以上出させないために

今日、東京芝公園で、「イラク戦争・占領反対、米軍も自衛隊も撤退せよ」をメインスローガンに集会が行われ、風雨をついて東京駅までパレードを行いアピールしました。
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3・20集会アピール

 平和を願う国民のみなさん。
 きょう3月20日、イラク戦争が開始されてから5年を迎え、世界各地で、イラク戦争に反対する多彩な行動がおこなわれています。日本各地でも、イラク戦争反対、自衛隊は撤退せよ、憲法9条を守ろう、と多彩な行動がおこなわれています。

 この5年の間に、ブッシュ大統領が開戦理由とした「イラクが大量破壊兵器を所有」は、まったくデタラメだったことが立証されました。イラク戦争は完全に破綻し、戦争と占領に加担した多くの国の軍隊が撤退をはじめています。しかし、この大義なき無法な戦争のために、何十万人ものイラク市民が犠牲になり、いまも国土が破壊され、罪なき市民の殺傷が続いています。わたしたちは、日本政府がいまだにこの無法なイラク戦争を支持し続け、自衛隊をイラクに派兵し、現在も米兵の輸送など戦争支援をしていることを絶対に許せません。
 ところが憲法9条のある国で福田首相は、民主党の協力をえることも視野に入れながら、自衛隊をいつでも、どこにでも海外派兵させ、アメリ力の戦争に協力して武力行使に道を開こうとする「海外派兵恒久法」制定の検討をはじめています。しかし、これは国連憲章にもとづく平和秩序をもとめる世界の流れから孤立する危険かつおろかな道です。いま国民の平和の声を急いでひろげることが求められているときではないでしょうか。

 みなさん。
 沖縄の米兵による少女暴行事件、自衛隊イージス艦の漁船衝突事件は、あらためて米軍基地の危険と軍事優先の恐ろしさをみせつけました。外国軍犯罪に苦しむ被害者や軍事優先による犠牲者をふたたび一人たりとも出してはなりません。
 わたしたちは23日におこなわれる米兵犯罪に抗議する沖縄県民大会へのこころからの熱い連帯を表明します。
 日本をアメリカの戦争の拠点として強化するとともに、国民の安全とくらしを脅かす米軍基地の再編・強化、原子力空母の横須賀配備に強く反対しましょう。
 平和は、ひとりひとりのくらしと人権を大切にすることなしには成り立ちません。政府は福祉・教育・くらしを破壊する政治をすすめる一方、米軍への潤沢な思いやり予算を含む巨額の軍事費をあてがっています。米軍でなく、国民こそ主人公 ― 軍事費を削って、くらしを守れ、の声を大きくひろげましょう。
 世界の人びとと手をつなぎ、平和のために、立ち上がりましょう。

 2008年3月20日
 イラク戦争5年 無法な戦争はすぐやめよ 自衛隊は撤退せよ 3・20中央集会
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