JR脱線事故にゆきばのない怒り
4月25日午前9時20分ごろ、兵庫県尼崎市のJR宝塚線(福知山線)で、快速電車(乗客約580人)の前から5両目までが脱線。線路脇のマンションに突っ込み、1、2両目は大破し、78人が死亡、440人以上の負傷者がでました。犠牲者の方々にお悔やみ申しあげます。事故の原因は、スピードの出し過ぎ、線路への置き石が言われています。運転士が前の駅で40メートルもオーバーランしており、脱線直前の列車速度は100キロを超えていました。また、安全対策として、脱線防止ガードがなかったこと、自動列車停止装置(ATS)が旧型で速度超過を自動的に防ぐものでなかったことなどの問題点が指摘されています。利益優先の経営体質がこのような重大な事故を招いたといえます。二度とこのような事故が起きないように鉄道各社は、早急に対策を講じるべきです。
To MITURUさま
はじめまして。トラックバックさせて頂きました。
JR西日本の場合、利益優先と言うよりはスピード優先でしたね。新幹線500系などは、とても利益など生み出しませんが、JR西日本は躍起になって実用化しました。また、北京=上海を結ぶ新幹線についても、JR西日本は利益度外視で参画しようとしています。こういうスピードバカっぷりは、技術屋としてはある意味必要な部分かも知れませんが、それが安全の軽視に繋がってしまったとしたら、悔やんでも悔やみ切れません。
取り敢えず、行うべきは徹底的な事故原因の究明と再発防止でしょう。その上で、事故の発端となった人間を厳刑に処すべきなのは言うまでもありません。
by hina (2005-04-27 11:29)