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終戦記念日に思うこと

 終戦記念日に考えることはあまりにも多くあります。原子爆弾によって一瞬のうちに命を奪われた広島・長崎の市民のこと、沖縄戦、東京大空襲など日本の惨劇と南京大虐殺、重慶無差別爆撃、中国人・朝鮮人強制連行・強制労働の歴史です。そして敗戦と平和憲法の制定…。アジアに多大な戦禍を浴びせた日本帝国主義は、絶対主義的天皇制の下で軍国主義教育を基盤にしてこの無謀な戦争を行いました。加害と被害の歴史を学ぶのは、歴史の中に生きる日本人として当然の責務であり、それを「自虐的」だと批判する人たちこそ、国際的な孤立の道を歩むものです。
 DAYS JAPAN 8月号「特集・メディアは戦争をどう伝えたか」でジャーナリストの浅野健一氏が戦争を阻止するためのジャーナリズムの社会的責務を強調し、「戦争が始まった後にジャーナリズムが機能を維持するのは極めて困難である。そのため、戦争を引き起こす政治経済社会的要因を暴き出し、戦争態勢を生み出さないように努力することが重要である。すべてのジャーナリストは、戦争を止めるために全力を発揮すべきである」と訴えています。
 インターネットが普及したいま、市民1人ひとりがジャーナリストとなって、罪なき人々が殺される戦争を絶対に許さないという世論と行動をひろげていきましょう。
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