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写真展 イラクの目撃者

今日は、東京メトロ日比谷線・広尾駅近くのJICA地球ひろばで開催中の「写真展 イラクの目撃者」に行ってきました。昨年のグローバルフェスタ以来、国際協力ボランティア団体の活動に関心が強くなりましたが、今回は、高遠菜穂子さんのイラクホープネットワークのメールで、この催しを知りました。
JICA(独立行政法人 国際協力機構)についてはほとんど知識がありませんでしたが、その活動を少し垣間見ることができました。
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写真展は、1階体験ゾーンで行なわれている企画展「地球の子どもたち 学校に行きたい」を入って右手にあるセミナールーム101で行なわれています。思ったよりも小さな部屋で、展示されている写真の数も少なかったですが、JVC(日本国際ボランティアセンター)の企画で、JVCのイラク活動紹介のチラシが置いてあったので、色々と知ることができました。http://www.ngo-jvc.net/jp/event/2011/20110215_iraq.html
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この写真の下に掲示してあった文章を紹介します。
「国際社会の関心の低下と貧困-------国際社会は、2010年1月~7月までの間に、イラクの人道支援に対して8680万ドル(約78億円)を提供しました。この額は2003年以来、何十億ドルも資金がつぎ込まれてきたのに比べると、著しい低下を示しています。これを理由に、多くのイラク支援を行なうNGOが活動規模を縮小したり、あるいは活動そのものを停止することを検討しています。イラクは石油に富んだ国です。それゆえ、イラクの人びとは、何十年にも及んだ戦争被害からの復興に関して、国際社会からの支援をもはや必要としていないという誤った考え方が広まっています。しかしながら、石油開発は現在、治安の悪化や汚職、投資不足など多くの問題の前に頓挫しています。一方で推定によると総人口3000万人のうち、700万人ものイラク人が1日当たり2ドル以下の生活にある、と言われています。」
写真展とJICAの企画展「地球の子どもたち 学校に行きたい」は、いずれも明日(2月27日)までです。ぜひ足を運んでみて下さい。
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