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憲法9条と沖縄とイラク

今日放送されたNHKの「プロジェクトJAPAN・プロローグ 戦争と平和の150年」に、去年の11月東大駒場で、高遠菜穂子さんとイラク戦争をめぐる現状などについてお話しされたカーシム・トゥルキさんが出演しました。
カーシムさんは、沖縄を訪れて、イラク人にとっては、米軍の物的、人的な補給基地として知られている沖縄が、太平洋戦争で悲惨な戦争被害を体験して、反戦・平和を誓う人たちが、さまざまな活動をしていることを知りました。日本国憲法9条を知ったカーシムさんは、戦争をサポート(支援)もしないのかと質問し、9条の精神はそうだが、実際はそうなっていないと案内の人が話します。憲法9条を言葉だけでなく現実のものにしないといけないと…。
カーシムさんは、沖縄を訪れてたくさんに人と写真を撮ったと言います。沖縄には米軍基地もあるけれども、畑や山があって、平和を愛する人がいることをイラクに帰って伝えたいと…。
私は、去年東大駒場で聞いたカーシムさんのお話の神髄に触れたように思いました。
同時に、イラクと日本の平和のかけはしとなった高遠菜穂子さんの活動がたいへん貴重なものであったことを改めて感じました。21世紀の平和は、市民の手でつくられるのだということを…。
http://www.nhk.or.jp/japan/program/prg_090404_1.html
Kasim.jpg
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