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「日米同盟」基軸の保守2大政党は危険

 解散総選挙を前にして行われた静岡県知事選挙で民主党推薦候補が勝利したことは、自・公政権に対する国民の強い批判の表れだと思います。しかし東京都議会では民主党は、石原都政の福祉・医療切り捨て政策に同調して、99.3%の法案に賛成してきた与党です。マスコミは民主党を野党として引き立て「与野党逆転」が焦点だと報道していますが、政治の中身をしっかり検証する必要があります。
 国政において民主党は、2003年小泉内閣が提案した有事法制に賛成しました。「日米同盟」を基軸とした政策のもとで、自衛隊海外派兵による「国際貢献」を主張してきました。国民主権をゆがめる企業・団体献金依存の体質、民意を切り捨てる「比例代表定数削減」の政策も自民党と民主党に変わりはありません。保守2大政党への傾倒は、憲法の平和的・民主的な諸原則を形骸化する危険なものです。マスコミの公正な報道を求めると同時に、日米軍事同盟優先の政治からの転換を呼びかけていきたいと思います。
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