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いのちのつながりを伝えたい~スズキ親子・カナダからのメッセージ

 10月11日NHK放送のSAVE THE FUTURE 「いのちのつながりを伝えたい~スズキ親子・カナダからのメッセージ」を視聴しました。
 「この星をこれ以上、壊さないで!… 私たちを愛しているなら行動で示してください」と12歳のとき、リオの環境サミット(1992年)で伝説のスピーチをした、セヴァン・スズキさんとその父で、著名な生物学者のデヴィッド・スズキさん親子の自然と生物の多様性を守るための活動が紹介されました。
 デヴィッドさんは、1936年カナダ・バンクーバーで日系カナダ人3世として生まれました。5歳の時、太平洋戦争の勃発で日系人は市民権を奪われ、両親とともにロッキー山脈麓の収容所でくらしますが、人里離れた収容所くらしのつらさを忘れさせてくれたのが大自然の魅力でした。生物学者となったデヴィッドさんは、豊かな自然を残すためにジャーナリストとしても活躍しました。人気自然番組のキャスターとして30年以上、地球環境を見つめてきました。
 セヴァンさんは、今は一児の母となりました。18年前の環境サミットでのスピーチの後、さまざまな地球環境を守る活動を行ってきましたが、格差と貧困、環境破壊はいっそうひどくなってきたことにいらだち、心を痛めます。今は、個人的な活動、ローカルな活動を大切にしているといいます。そして、若い人たちに声をあげてほしい、若い人には世界を変える力があると訴えています。
 COP10開催で、地球環境と生物多様性の保持について、世界的な関心が集まっています。企業の利益を優先して、地球環境を破壊してきた歴史に終止符を打つことができるかどうかは、デヴィッドさん、セヴァンさんの声に耳を傾け、" Think globaly. Act localy."で一人一人が考え、行動することが大切だと思いました。
Devid Suzuki Sevan Suzuki.jpg

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