JIM-NETからの手紙

今日届いた、JIM-NET便りに「緊急のお願い」と書かれた手紙が同封されていましたので、皆さんにも紹介します。JIM-NET（日本イラク医療支援ネット－ワーク）のスタッフが東北関東大震災の被災地に入って支援活動をしています。
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サポーターの皆様へ
緊急のお願い

　JIM-NET便りをお届けします。
3月11日、間もなく校了というところで、地震が襲ってきました。
イラクから現地スタッフのイブラヒム、アブサイードが心配して電話をかけてきました。イラクの医師たちも心配のメールをくださいました。
がんと闘っているイラクの子どもたちが、日本人のために祈りをささげてくれているとのことです。
今回、阪神淡路大震災を上回る犠牲者が出ています。被災者の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
　福島原発の事故に関しては、放射能汚染が心配です。長期にわたって問題を残すかもしれません。イラクでの活動の中で、劣化ウランの問題に取り組み、小児がんの支援を行ってきた私たちにできることを考えていきたいと思います。
　この緊急時にJIM-NETでは、山形に立ち上がった東北広域震災支援NGOセンターに加わることを決め、すでに、スタッフの熊谷が山形に入り、毎日車を運転して宮城に支援物資を届けています。
福島では南相馬市を拠点に我々の仲間であるJCF（日本チェルノブイリ連帯基金）が、支援活動を開始しました。
　しばらくは、イラク支援とともに医師、看護師など必要な人材を派遣する、必要な物資を届けるなど、できることを続けます。
支援の詳細は、HP　http://www.jim-net.net 等でお伝えしていきます。

義援金に協力してくださる方は、同封の郵便振替用紙をお使いくださいますようお願いいたします。

事務局長：佐藤真紀

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