戦争への反省のない国家主義的な教科書に反対します

　昨日（6月17日）、東京・豊島公会堂で開かれた「育鵬社・自由社教科書は子どもたちに渡さない！大集会」に参加しました。子どもと教科書全国ネット21、「学校に自由の風を！」ネットワーク、子どもの権利・教育・文化全国センター、歴史教育者協議会、横浜教科書採択連絡会など33団体でつくる実行委員会の主催で、400人が集まりました。
　集会は、有馬理恵さんの一人芝居「釈迦内柩唄 ダイジェスト版」で始まり、在日の立場から教科書問題について訴えるピアニストの崔善愛（チェ・ソンエ）さんが発言。韓国との真の友好をめざして、杉並でシンポジウム開催と「つくる会」教科書採択の阻止にとりくむ長谷川さんの発言、横浜市での全18区一括採択の危険な動きに対して市民運動のネットワークを広げて活動する横浜の三山さん、田崎さん、池田さんの発言が続きました。
　休憩を挟んで東京大学大学院の高橋哲哉さん（哲学）が、「歴史教科書の問題点を問う」の講演、韓国・アジアの平和と歴史教育連帯の梁美康（ヤン・ミガン）さんの連帯あいさつ、「教科書採択をめぐる情勢と私たちに活動」について俵義文さんのお話しがあり、アピールを採択して、今年の中学校教科書採択にむけて、力を合わせてとりくんでいくことを確認しあいました。

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