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3党合意でさらに悪くなった「税と社会保障の一体改革」が衆院で強行採決

今日は午前中に、衆院の社会保障と税の一体改革特別委員会でわずか2日しか審議していない3党合意による「一体改革関連法案」修正案と新たに持ち出された「社会保障制度改革推進法案」の締めくくり討議を行ない、委員会採決を強行しました。そして午後開かれた衆院本会議で、これらの悪法を可決し参議院へ送られることになりました。3党合意による修正案も社会保障制度改革推進法案も、その内容を国民が知らないうちに衆院を通過させてしまうやり方は、議会制民主主義を踏みにじる許されない暴挙です。
本会議終了後、衆院の議員面会所に労働組合や民主団体の代表が集まり、抗議の声をあげ、参議院で廃案に追い込むまで頑張ろうと決意を固めあいました。
夕方には、JR新宿駅東口で抗議の宣伝行動を行ないました。その時配布したビラの内容を紹介します。
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大増税、社会保障改悪は許さない!!
大増税法案・衆院採決に抗議します
 野田民主党内閣は26日、民主・自民・公明3党の増税談合で合意した「一体改革関連法案」の「修正案」と「社会保障制度改革推進法案」の衆議院での採決を強行しました。
 国民の6割、7割が消費税増税に反対です。まともな審議もおこなわないまま、消費税の大増税と社会保障の大改悪を国民におしつける暴挙は断じて許せません。

国民に知らせず増税、とんでもない!必ず廃案に
 「修正案」は、消費税の大増税だけを露骨に押しつけるものです。所得税の富裕層への増税はとりやめ、税率を引き上げる時の低所得者対策や転嫁対策は、すべて先送りにしたままです。
 「社会保障制度改革推進法案」は、憲法25条に基づく社会保障を解体し、「助け合い」にすりかえるものです。
草の根から増税に怒りの声を!
 そもそも、消費税の増税は一度も国民の審判を受けていません。2009年の総選挙で当選した民主党議員の94%が「任期中に消費税は上げない」と答えており、消費税の増税は公約違反です。
 いま、国民いじめの消費税増税に、多くの人が反対の声を上げています。国民のくらしも経済も壊す大増税を、ご一緒にやめさせ、参議院で必ず廃案にさせましょう。


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