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横須賀で、オスプレイ配備反対!原子力空母はいらない!集会・デモ行進

 米原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に配備・「母港化」されて4年、横須賀市・ヴェルニー公園で、オスプレイ配備反対の沖縄県民大会に連帯する集会が行われました。原子力空母には、原発と基本的に同じ構造の原子炉が2基積まれています。福島第一原発と同じように大津波に襲われ、致命的な事故を起こすことは充分考えられることです。昨年9月25日の「米原子力空母ジョージ・ワシントン横須賀配備3年抗議集会」でも、原発ゼロと原子力空母反対を掲げて集会が行われましたが、今年は原発再稼働反対の首相官邸前デモなどの市民運動の高まりに呼応して参加者からの決意も語られました。また、沖縄宜野湾市で同時刻に開催された県民大会に連帯してオスプレイ配備反対を掲げました。政府が、アメリカのいいなりに危険きわまりないオスプレイの配備を容認するならば、日米安保条約を廃棄するしかないという声が、今までになくひろがっています。
 横須賀集会には、2500人が参加し、集会後、米軍横須賀基地前と市街地を通ってデモ行進をしました。
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アピール
 世界一危険な航空機「オスプレイ配備反対」、「原発ゼロ」の日本の実現、
 「原子力空母はいらない」の声と運動をさらに大きく広げましょう

 アメリカの原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に「母港」配備されて今月25日で4年となります。米空母があるのは米国本土以外では横須賀だけです。そして首都圏にある大型原子炉は横須賀を「母港」とする米原子力空母、原子力艦船だけです。
 昨年3月11日の東日本大震災と東京電力・福島第一原発で発生した大事故は、「原発の安全神話」がくずれ、いまなお続く放射能汚染の深刻さが国民の中に広くうけとめられているにもかかわらず、野田政権は「収束宣言」をおこない、大飯原発を再稼動させました。
 福島原発事故は決して収束していません。今も被災者と被災地は大きな苦しみのなかにあり、被害の賠償も復旧・復興もはかどらず、被災者と避難者の暮らしと権利の回復はすすんでいません。
 「収束宣言」や「大飯原発の再稼動」の暴挙に、7・16「さようなら原発10万人集会」、7・29「国会包囲網行動」など全国各地で「原発ゼロ」の運動が広がり、市民が自発的に立ちあがった「大飯原発再稼動反対」首相官邸前抗議行動は国民に共感を呼び、マスコミにも大きくとりあげられ、全国各地に「燎原の火」のごとく広がっています。
 原発と軍事用原子炉は基本的に同じ構造にもかかわらず、日米両政府は原子力空母などの軍事用原子炉は安全だと「安全神話」をふりまいています。三浦半島断層での地震発生が高まった可能性が指摘されており、空母ジョージ・ワシントンの居座りは一刻も早くやめさせなければなりません。
 本日の集会は、「ジョージ・ワシントンは横須賀から出て行け」を中心スローガンに、「原発ノー」の運動との合流、そして、沖縄と連帯し「オスプレイ配備反対」をかかげ、神奈川県内と首都圏各地から参集し、米第7艦隊司令部と、在日米海軍司令部のある横須賀の地で開催されました。
 本日の集会では、同時刻に開催している「オスプレイ配備反対沖縄県民大会」に横須賀からエールをおくり、墜落事故を繰りかえす欠陥機「オスプレイ」の世界一危険な普天間基地への配備をやめさせ、全国各地での低空飛行訓練の中止を求めることを確認しました。
 日米安保をタテに、横須賀、神奈川、首都圏の平和と安全を脅かす「海に浮かぶ原子炉」、
ジョージ・ワシントンは一刻も早く横須賀から出て行け、原発NO、オスプレイ配備反対の運動を広げ、「税と社会保障の一体改革」と消費税大増税を撤回させ、国民の命と平和、暮らしと雇用、生活を守り、基地もない安心して暮らせる日本を実現するために、力を合わせることを呼びかけるものです。

2012年9月9日
       さよなら原発!オスプレイ配備反対・沖縄連帯!ジョージ・ワシントンは
           横須賀から出て行け!原子力空母の横須賀母港化反対9・9集会

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